小笠原陶子 政治は市民のたしなみ

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9月18日 議会一般質問

本日の質問者は、5人。午前中は老人会の方々が傍聴に来られて賑やかでした。

私は午後13:10から~
質問原稿 以下に記載

小笠原陶子質問件名と要旨

二宮町と社協の連携について
百合が丘のふれあいトークで話した福祉予算の中の社協補助金の見直しについて今後の方策を問う

去る7月12日(土)午後7時から百合が丘児童館において町長のふれあいトークが開催されました。
このふれあいトークは町民と親しくお話いただく有効な機会でした。
町長からは二宮町の現在直面している課題全般について報告がありました。
この日はまず、冒頭は二宮町のごみ処理の課題について詳しくお話いただき、次に大きく予算を使う重要施策である、給食センターや一色コミセンについて報告がありました。そしてこれからはプールやテニスコートも有料にするという説明があり、商工会にも自立してくれとお願いしている。
社協にも補助金が出ているが今後地区社協は地域に吸収されていく、社協の会費一人500円は
全部あげる。そこまでしないと改革できない。
神奈川県は重度障害者への補助も切った。
精神障害1級2級の医療費を無料にするのも議会が可決しても2年待ってもらっている、それらのお金を出すのに、各補助金を寄せ集めて福祉に変えていく。という話でした。

私は二宮町社協への補助金を切るというのは、初耳でしたがその場は一般の方とのふれあいトークの場で議場ではありませんから質問は控えました。また当然、二宮町社協の理事さんにも合意の上の発言であろうと思っていました。
ところがその後、二宮町社協の皆さんにとっても合意事項ではないとのことがわかりました。
関係者の方は突然の話に大変戸惑っていらっしゃいます。

ここで二宮町社協の歴史を振り返りますと、昭和59年4月に社会福祉法人の資格を取得し、地域福祉の推進に向けてスタートを切った組織です。
戦後の日本の社会福祉は昭和40年ごろまでの20年間は生活に困っている人への金品給付(生活保護)や身寄りのない子どもや老人・障害者などを施設に収容し保護する施設保護を中心にすすめられてきました。しかし昭和40年頃を境にこの考え方は大きく変化し、そういった金品給付と施設保護中心の福祉から福祉ニーズの質的変化とノーマライゼーションの思想の普及・定着がありました。
二宮町社協も法人化した時には地域福祉推進の中核体にふさわしい社協をつくるために、「地域福祉を考える会」をつくり、地区社協にアンケート調査をして、その活動実態を把握し、地域の福祉の現実を知り、有機的に活動するために模索しながら活動が始まったようです。

当時は介護保険制度もありませんから、措置の時代に、行政の職員が勤務時間という枠の中で対応しようとしてもほとんど無理だと言わざるを得ない状況のなかで、社協が家庭奉仕員の派遣、訪問看護、入浴サービスなど十分とはいえないまでも非常に重要な役割を果たしてきました。
逆にいえば今、介護保険が導入され、また介護予防が叫ばれて地域包括センターが設置された現状の中で今一度、社協の在り方を客観的に精査することは大いに意義があると考えます。
しかし、二宮町の中の組織ではありませんからそこは社協の皆様にお任せしたいと思います。

現在二宮町社協が担っている事業は多岐にわたり、事業報告書を見ると、1.法人運営事業、2,企画運営事業3.助成事業4.部会5.心配事相談事業6.ボランティア活動推進事業7.地域福祉活動推進事業(障害者福祉事業・援護事業・児童福祉事業・ともしび運動・福祉バス運行・福祉研修事業)8.年末助け合い募金配分金事業9.地域ミニデイサービス事業 10.福祉サービス利用援助事業(地域福祉権利擁護事業)11.居宅介護支援事業 12.居宅サービス事業
と大きく分けてもこれだけの事業を抱えています。
町長はこの超高齢化が進んだ二宮町の地域福祉をどのようにしていきたいと考えていらっしゃるのでしょうか、トップリダーとしての明確なビジョンなくして福祉政策は語れません。

簡単に補助金を切るということができるのか、無い袖は振れないとしても、町の福祉課と車の両輪のように歩んできた二宮社協をこのまま突き放していいのか疑問に思うところです。
また、私の住む「百合が丘社協」を見ても、町長が地区に吸収といわれてもとても吸収しきれるほど小さな組織ではありませんし、そもそも町長の言う、地区長の下に置くという発想は全く、市民自治をないがしろにする方策ですので私はこれには賛成できません。このことを詳しく説明いただきたいと考えます。
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by toko-toukon | 2008-09-21 12:35 | 議会に関すること