小笠原陶子 政治は市民のたしなみ

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3月21日午前原稿推敲。13:00議会本会議。全協、懇親会

今日は議会が午後からなので、ゆっくりお弁当をつくり、某所に届ける。車で戻ると我が家の犬がいない。
首輪から、紐が外れ脱走。近所の方が捕まえてくれてました。

午前 原稿推敲。

13:00議会本会議。本日は東大果樹園跡地の取得契約についてと、予算の承認の採決です。
私は、東大果樹園は個人的には大好きですが、財政が厳しい中に、塩漬けになる土地を買うことは、できないと判断し、反対しました。また、一般会計予算も反対しました。理由は下記のMore機能に討論載せます。

のち全協。指定金融機関の認定など。

17:20~地下の食堂で課長以上とお弁当を食べながら懇親会。今月で退職する方がこの会場に7名いられて、一人ひとり挨拶されました。さびしいです。
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長女旅行から戻り、おみやげを次女が届けてくれた。
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24年度一般会計予算に反対致します。
平成24 年度二宮町一般会計予算議案第28 号については反対。
平成24 年度二宮町国民健康保険特別会計予算 議案第29 号以下
平成24 年度二宮町後期高齢者医療特別会計予算 議案第30 号
平成24 年度二宮町介護保険特別会計予算 議案第31 号
平成24 年度二宮町下水道事業特別会計予算 議案第32 号の4つの特別会計は賛成いたします。
私はこの二宮町を子育てしやすい町になってほしい、また、年をとっても文化的に快適に健康で暮らせる町であってほしい、持続可能な町としてあり続けてほしいと願って活動してまいりました。その観点から、24年度予算を検証し、以下の観点でとても賛成できないと判断しました。
さて町は、23年度の補正予算で東大果樹園跡地を4億5千万円で購入しました。
基金を取り崩し、様々な費用を削減し、4億5千万円をひねり出しての購入です。私は、その補正予算には反対致しました。その理由のひとつは、財政が厳しい中、借金をしなければすべてOKというわけにはならず、24年度に本来やらなければならない事業が先送りにされています。子育て支援のひとつ、教育予算です。

その中でも二宮小学校の大規模改修は、23年度に大規模改修工事設計委託料1千550万円を計上し、予定では24年度から2か年かけて、約2億5千万円で実施する予定でした。この設計委託料は今議会の補正予算で、減額修正されまして、実際の設計料は△11,256千円の、結果424,4千円で実施しました。この二宮小学校の大規模改修については、前回の改修は平成元年から平成3年で実施しました。21年が経過しているため、経年劣化した雨漏りする屋上シートの改修や、外壁改修、建具改修で防火シャッターや、昇降口改修、塗装改修、電気改修などを予定しています。また、保護者からの改善の声が沢山上がっている、運動場の水はけを良くするための整備工事も含まれています。雨が降ると水たまりができてしまうのは3小学校の中で二宮小学校だけです。雨が上がって空は晴れても、ぐちゃぐちゃなグラウンドでは授業ができません。この大規模改修事業は国の補助が3分の1、町が3分の2を持つため、予算が捻出できませんでした。

防災の観点からも重要な、消防団第3分団詰所は非常に老朽化しているため、建て直しを計画し23年度に150万円の予算で設計委託を実施しましたが、24年度には事業が実施されません。昨年3.11の東日本大震災のあと、余震におびえる毎日ですが、1000年に1度の大地震で日本列島を支えるプレートが大きく動いてしまっている現状でいつ、次の地震が来てもおかしくない中、二宮町は新たに「災害対策基金」を創設しました。24年度は300万円を繰り入れます。たったの300万円です。審議の中で、担当職員は、もっと繰り入れたいが予算がないとの答弁でした。目標は1億円を目指すとのことで、町民から寄付を仰ぎたいとのことでした。お金がないけど、当面塩漬けになる東大果樹園跡地を4億5千万円で購入し、いざという時に使うお金は300万円。不安な予算組です。

町税の減少の原因は、景気の低迷で各家庭の所得が減少しています。団塊の世代の定年ともリンクするとおもわれ、人口減少の影響も考えられます。二宮町の2012年3月1日現在
人口は:29,329人。現在世帯数:11414世帯となっています。

今年の町税歳入見込みは、35億7万4,千549千円、23年度予算は36億9千574万8千円でした。前年より1億2千119万9千円の減を見込んでいます。限られた予算をどう配分するか、財政課も苦労を強いられた予算だったと思いますが、このような状況はしばらく続くものと思われます。
 二宮町は大きな企業がなく、ベッドタウンと呼ばれるサラリーマンの町です。サラリーマンの町にとって二宮駅前の整備は重要な課題です。
24年度は二宮駅前広場改修工事を4千万円で実施します。駅周辺整備計画事業と称します。この事業の目的は、町道27号線拡幅改良工事完成に伴い、現在の時間帯で制限している一方通行が解除され、二宮駅北口周辺の交通状況が大幅に変化することが予測されるため、駅前広場を暫定的に整備することにより、混雑緩和の解消を目的とする。となっております。事業の概要は:〇バス乗降場所の設置。〇タクシー乗降所の設置。〇一般車専用回転広場の設置。〇歩道拡幅となっています。
安全を確保する重要な事業ですが、今回はその設計を専門業者に委託しません。なぜかと問うたら、予算がないから担当課がやりますとのことで、予算議会の質疑の時も手書きのラフスケッチを見せられました。こういう部分にこそ、予算をかけるべきではないでしょうか。
今回町は暫定工事だと言っていますが1年や2年で状況が変わるとも思えません。当分の間、今年の工事の形態で運用されていきます。町長はやりもしない、防潮堤の計画を22年に梅沢海岸防潮堤整備基本設計委託料として625万8千円で作っておきながら実施しませんでした。やりもしない実施設計にお金をかけるなら駅前整備こそプロに十分計算してもらって、間違いのない設計をお願いしたいと考えます。   
今年は防潮堤をあきらめて、離岸堤を作るという行き当たりばったりの計画も納得がいきません。
漁業者は減る一方、実際の経営者は2件と1団体。そこに漁港整備に離岸堤。991万5千円の予算。NEXCOから無料で消波ブロックを運んでもらうとのことですが、「ただより高いものはない」と危惧いたします。神奈川県は海の事業は縦割りで、港は町、海岸保全は県の仕事。海岸保全の職員が、離岸堤を作るとそこに砂がたまる。その砂は海岸に人為的に入れている砂が入っていくだけと申しております。離岸堤計画は3月中に結果の出る漂砂調査の結果次第とのことですが、そもそも二宮町の海岸の砂を減らした原因のひとつである梅沢の突堤を何とかしてほしいという声もある中、それを補完するかのような離岸堤工事に、私は反対致します。

次に文化の柱、生涯学習の予算です。
図書館費です。図書館は子ども、学生さん、お勤めの方、定年退職の方など多くの方に親しまれ愛されています。町のグレードを表すものです。
24年度は3千675万1千円で昨年の4千421万9千円から746万8千円減額されています。人件費を大きく見直したのと、図書館資料整備事業の図書購入費が今年度は600万円に減らされました。22年度決算は7,478,050円。23年予算は712万5千円でした。昨年の予算から112万円減額されています。昨年9月議会には議会側から町への要望を出した中で、図書資料費はこれ以上減額しないようにと正式に要望を出しているのにこの有様です。

おなじく生涯学習予算の中に、ふたみ記念館管理運営のために、24年度は774万9千円の予算がついています。明らかに、ふたみ記念館の予算を捻出するために図書館費を大幅に削ったと思われる数字です。予算特別委員会の中の質疑で明らかになったのは、図書館の利用者は年間25万人。ふたみ記念館の入場見込みは、なんと平日10人、土日は20人を見込んでいるとのことでした。一日10人の来館者に職員は2名体制です。じっさいのところ10名の観覧も怪しいものですが、これを無駄と言わずなんというのでしょうか。毎日開館する意味があるのでしょうか。

保健体育使用料ですが、前年度より、武道館使用料、体育館使用料、運動場使用料が増額されています。この3か所の施設の使用料は174万9千円の増額を見込んでいます。これは条例改正したことにより、今まで町の補助を受けていたスポーツ団体の使用料半額の減免制度がなくなったことでそのような予算組になっています。ところが、ゲートボール場という球技は優遇されていて、どこの会場も使用は無料です。24年度は財政難と言われながらも松根台公園にゲートボール場設置工事費260万4千円が計上されています。他のゲートボール場の借地料も29万8千円とあります。私は、御高齢の方々が積極的に運動されることは大変喜ばしいことだと思っています。それが選ぶ球技の違いで、ゲートボールはタダ、グランドゴルフは有料というのも合点がいきません。
予算質疑の中で教育次長は、ゲートボールは福祉課ですからと答えがありましたが、町民にとってそんな縦割りの理屈はとうてい納得できません。

最後に定住促進事業です。新規事業として企画財政課から146万6千円が計上されています。
目的は人口減少が続いていることから、町内外へ当町の魅力を伝え、定住促進の啓発を行い人口増を図る。とあり、146万円で看板を作り、二宮駅南北駐輪場に設置するとのことです。
看板作って人口が増えるなんてことはあり得ません。人口を増やすには住宅対策が有効です。大磯町で人口が増えているのは、いわゆるミニ開発で大きなお屋敷が売りに出され1軒が10軒になるようなところが増えているからです。どこまで本気で取り組むのか不可解な定住促進事業について、少ない予算ですが、わが町にとって重要な政策、もっと気合いを入れて取り組んでいただきたい。
この他重要な事業があり、特にかねてから懸案の「ごみ処理広域化事業」として3億4千420万3千円を平塚市に支払います。この事業は27年まで続きますが、この事業は速やかに進めていただきたい。また、総合計画策定推進事業が昨年から行われていますがこれも大切な事業です。一般会計予算は、議会費から始まり、総務、民生、商工、土木、など12の款から成り立っていて、一括で賛成反対を論じなければなりませんから、当然賛成の事業もあるわけですが、24年度一般会計予算を、持続可能な予算として認められないと判断し反対の討論といたします。

平成24 年度二宮町国民健康保険特別会計予算は34億7千315万6千円。歳出は0.5%の増額です。一般被保険者健康保険税は加入者の所得の減少が続いています。一般会計の繰入金は前年度から356万7千円増の、1億5千578万8千円です。非常に厳しい一般会計からの繰入金です。24年度は国保税の収納率を93%に見込み昨年に引き続きの努力を期待し賛成といたします。
平成24 年度二宮町介護保険特別会計です。保険給付費は前年度より、5千487万5千円増えて、18億9千133万1千円です。高齢化に伴い年々歳出は増える一方ですが、予算質疑の中で、要介護認定者の数は横ばいとの報告がありました。二次予防対象者介護予防事業569万3千円、一次予防対象者介護予防事業1千190万5千円事業の益々の充実に期待して賛成いたします。
後期高齢者医療特別会計は年々膨らむ事業です。歳入の後期高齢者医療保険料は前年比21.2%の増額で対象者は3,776名となっています。二宮町の後期高齢者は納税意欲が高いと説明がありました。99%収納されているとのことで、大変ありがたいことと感謝し、賛成といたします。
二宮町下水道事業特別会計予算については、使用料値上げの条例制定の時にも賛成討論をいたしました。20.3%の値上げは家計に影響をあたえますが、衛生的な都市、未来に美しい環境を残すためには必要な決定です。未接続のお宅へのお願いを引き続き根気よく続けてください。
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by toko-toukon | 2012-03-21 22:15 | 議会に関すること